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ラズベリー(木苺)の育て方

 

 

ラズベリーの実ラズベリーは土壌も選ばず病害虫に強い植物ですので、家庭菜園でも人気の果樹の一つですね。
地植え、鉢植えともに収穫が楽しめ、他のベリー類同様に生食以外にジャムなど自分ごのみに加工できるところも育てる楽しみの一つですね。

ただブラックベリーとは違い直立性がありますので、放っておくと2メーターを超えるぐらいまで成長します。
迫力がありますが管理が大変になるので、手の届く範囲で先端をカットして樹勢、樹形を整えると見栄えも良くなっていいと思います。

 

ラズベリーの地植え

~~スケジュール~~

◯定植 2~3月
◯肥料 2月 元肥として油粕などの有機配合肥料
    4~5月 花が咲き始めたら魚粉配合油粕など有機配合肥料
◯収穫 5月ゴールデンウィーク頃
◯剪定 収穫後すぐ

~~必要なもの~~

◯有機配合肥料

ラズベリーの定植

ラズベリーは地下茎を伸ばしてどんどん増殖していきますので、収量を増やそうと思えばある程度のスペースが必要になりますが、家庭でちょっとスイーツ作り、取ってぱくっと生食程度であればスペースを考えなくても大丈夫です。
また、特に土壌も選びませんので植え付け時は難しく考える必要はありません。

ただ、あまり暑さに強くありませんので、暑い地域では夏の西日は避けたいところです。
可能であれば西日を避けられる建物の影などに植え付けできれば最高ですね。

植え付けのベストシーズンは秋から翌年春先までとなりますが、年中根付きます。

ラズベリーの花

ラズベリーの花ラズベリーの花は4月中旬頃に咲き始め、その後実をつけます。

うちではオレンジの実を付ける木苺を栽培していますので、濃い緑色の実がどんどん色が薄くなっていってオレンジ色になります。

ラズベリーの収穫はゴールデンウィーク頃から6月梅雨の始まる頃までで、透き通るようなオレンジ色の完熟状態は1日2日と短いのでこまめに収穫しましょう。
一気には完熟しませんので暫くの間ラズベリーの収穫を楽しめます。

ラズベリーの肥料

ラズベリーの肥料は一般的な果樹と同様元肥として2月~3月に油粕、開花時期にも油粕など有機肥料を与えます。
地下茎を伸ばすラズベリーですので株元ではなく、枝葉の外側ぐらいに各々50g程度を置き、土をかぶせておきましょう。

ちょっと余裕があれば、開花時期の肥料は有機肥料でありながら即効性のある魚粉配合の油粕なんかを使うと良いです。
リン酸も多く実に良いので収穫が楽しみになるかもしれません。

ラズベリーの剪定

ラズベリーの剪定はちょっと変わっていて、収穫後すぐに行います。
今年実がなった枝は冬に枯れてしまうので、収穫後株元からカットします。

 

ラズベリーの鉢植え栽培

~~スケジュール~~

◯植替え時期 2~3月
ラズベリーを鉢植えで栽培する場合のスケジュールは上記地植えと同様で、3年程度ごとに鉢の植え替えが必要です。
◯肥料 毎月5~10g

~~用意するもの~~

◯7号以上の鉢
◯培養土、赤玉土中粒
◯有機配合肥料
◯場合によっては支柱やトレリスなど

ラズベリーを鉢へ植え付ける

苗が小さいうちは小さい鉢でも大丈夫ですが、長く栽培することを考えると7号(約21cm)以上の鉢で栽培することをおすすめします。

また、どの果樹でも鉢で栽培していると果樹の根が鉢の中いっぱいになってしまってそれ以上成長しなくなります。
ラズベリーも3年程度を目安に同じサイズか一回り大きい鉢へ植え替えましょう。

植え付け時は培養土に赤玉土中粒を2~3割混ぜ込んだ土を用意します。
苗の根を多少ほぐして植え付けてください。
ただし暖かい時期(4月から11月頃まで)は根をほぐさずそっと植えてうけてください。

植え付け後たっぷり水やりをして、その後も土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るぐらいまで水やりをしましょう。

ラズベリー鉢植えの肥料

ラズベリーを鉢で栽培していると、地植えの場合と違い少量の肥料をこまめに与えると言った作業になります。
苗を植え付け後、有機配合肥料を毎月10g程度与えます。
これは収穫時期までこのペースを維持します。

収穫終了後から11月頃までお休みで、12月から3月頃までに地植え同様元肥として20g程度を与えます。

ラズベリー鉢植えの剪定

鉢のサイズにもよりますが、不安定なぐらい大きくなったら支柱などで支えてください。
剪定も地植え同様、収穫が終わったら根本から選定します。
その際今年伸びた枝(シュート)を傷つけないようにしましょう。

 

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ブラックベリーは樹勢が強く病害虫もあまりありませんので、家庭菜園初心者の方でも安心して育てられる果樹です。

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